ダンロップカップ神奈川インドアオープンテニス2010
2010年6月16日~
6月16日(水)から神奈川県荏原湘南スポーツセンターにて「神奈川インドアオープン2010」が開催された。昨年A1の難波沙樹子がシングルスで準優勝した大会なので今年も何かしら良い結果が出ると期待したいた大会だった。
女子大会は年々減少傾向にある。そうなるとこうした準メジャー大会に自ずと選手が集まり、予選カットラインも昨年よりも厳しいものになった。
A1の高橋亜弥、木津千草、東由貴は、シングルス予選突破ならず。
シングルス本戦には、同じくA1の糟屋友里、難波沙樹子がランキング、WC(大会特別推薦枠)にて出場した。難波沙樹子は一回戦で今大会第一シードの宮崎優実プロといきなり対戦する事になったが、得意なインドアとあり私も本人も充分戦えると予想していた。試合は、67(3) 76(4) 36 と残念ながら敗退。リターンやフォアハンドの課題が残る結果となったが、他技術ではプロに引けをとっておらず、個々のショットを磨けばまだまだ上位に行ける選手と改めて実感した。
一方、糟屋友里は、体調不良でほとんど調整が出来ていなかったものの、テーマを一つに絞り実行させた事が本人の集中力を高めたようだった。一回戦は、今年プロになったばかりの木下ミサプロに、46 45 のマッチポイントを跳ね返し2ndセットを76(3)で取り返し、ファイナルも64で取り嬉しい勝利を収めた。先日の関東オープンでもそうであったように、どうしても試合時間が長くなる傾向にある。リズムや流れを自ら切ってしまう悪い癖があるので、すぐにこの部分は改善させたい。二回戦では、難波が負けた宮崎優実プロと対戦。背は同じくらいなのだが、身体つきがまるで違い、まさに今糟屋の課題であるフィジカル面の強化の必要性を強烈に感じさせる試合となってしまった。結果は 06 26。2nd後半からようやくショットが良くなり流れもやや来ている感があったが、そうなるのが遅すぎた。これも体力的、精神的ペース配分がもう少し上手になれば、解決できる問題だと思う。
ダブルスでは、高橋亜弥が予選を2回勝ち、本戦に出場。(パートナーは浜中花梨選手)木津千草は予選2回戦負け。(パートナーは石井未央選手)糟屋友里・東由貴ペアも予選2回戦負け。ダブルスについては、通常中々練習する事が出来ない分、よりシンプルに基本に沿った形で進める事が一番結果が出るであろう。難波沙樹子は、同じ大学の重藤真知子選手と組み本戦からスタートした。このペアは昨年のインカレ優勝ペアでもあり、実力的に充分上位を狙える力があった。高橋ペアは、一回戦で実業団選手に簡単に負けてしまった。スピード、テクニック、気合い、どれをとっても勝てていなかった。どこかで、気持ちで相手を上回れていない部分があるようだ。もう少し、気合いを前面に出してダブルスをして欲しいものである。難波・重藤ペアは、一回戦で第二シードの涌井・伊勢ペアに61 75 準決勝では、梅田・川崎ペアに76(5) 64 で勝利し決勝進出を果たした。決勝でも勢いは止まる事は無く、磯貝・吉田ペア(リコー)に61 63で完勝し見事優勝を飾った。難波はサービス、フォアにまだ安定性が無いので、この優勝に満足せずに更にショットメイクに取り組んで欲しい。やはり他選手と比べてフィジカルの弱さがどうしても目についてしまう。目下、それぞれに身体作りの重要性を再認識し取り組んでいる。地道な取り組みが秋の全日本で実を結ぶ事を期待したい。


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