茨城オープンつくば市長杯
2010年6月30日~
7月28日(月)から茨城県つくば市にて、茨城オープンつくば市長杯2010が開催された。
今大会にはアカデミー1から、竹内洋平、吉川雅修、糟屋友里、高橋亜弥、松本あさみの5名が参加した。久しぶりのハードコートの試合とあってそれぞれに調整が難しく、また男女会場が10キロ離れているといった帯同には非常にタフな環境であった。
男子は竹内洋平が2回戦、吉川雅修が1回戦と振るわず。竹内はボールの質や試合運び等まだまだ改善の余地がたくさんあり、試合後何が足りなく何を練習しどのようなスタイルでいくのかを再確認出来た。吉川は、スコアこそ06 26と完敗であったものの、この1カ月取り組んでいるテーマをしっかりと行う事が出来、ゲームパフォーマンスは上がったと実感した。

一方女子は、糟屋が第一シード、高橋が第4シード、松本が第5シードと勝ち進まなくてはならない状況の中であったが、それぞれにアップから、テーマ確認、トレーニング、ミーティングといったルーティーンをしっかりと行う事が出来た。松本は2回戦で、山梨学院大学の奥田なる美選手に、良い内容ながらもストレート負け。フォアハンドの調子が良かっただけにその他のショットとのバランスが悪すぎた。
高橋は、1回戦で茨城県高校生チャンピオンの古川鈴夏選手(CSJ)と対戦。この選手は相当なスキルを持っている選手で特にフォアボレーの入り方は国内でもトップレベルにある選手。他のショットもまとまりがあるので、上手くかみ合えば凄い事になるであろう。相手が強敵ではあったが、高橋は終始テーマを意識したプレーを展開し、各セット苦戦しながらもシード選手の意地を見せストレートで勝利。二回戦は、埼玉県のジュニア。名前は伏せておくが、これがマナーが良くない。(故意に高橋にボールをぶつけておいて謝罪も無い子供。それを間近で見ている親。テニス以前の問題ですね。)勿論、我々も完璧なマナーかと問われれば、未熟な選手が多いのも事実である。今年のメインテーマは、「正しく戦い、正しい選手になる」事である。私自身が出来なかったテーマなだけに、これは今後も厳しく指導して行きたいと思う。なので、二回戦には特に触れずにおこう。準々決勝では、元ダブルスパートナーの浜中花梨選手(ひばりが丘新豊)に、準決勝では、山添絵里選手(TEAM YUKA)にストレート勝ちを収め久しぶりの決勝進出を果たした。

糟屋は、2回戦の千村夏美選手(TTC)がヤマだったと思う。千村選手は上背もあり、思い切りも良い選手で我々が見習わなくてはならない部分をたくさん持っている選手であった。まだセルフコントロールが出来ていなかった事が、最終的にパフォーマンスを下げる形となってしまった。糟屋は、接戦の中テーマでもあるネットプレーに果敢にトライした。試合でトライする事は中々勇気がいるものだが、この半年で相当な失敗を重ねながらも頑張って自分のものにしようとしている姿勢は同じチーム内でも大いに見習って欲しいものである。但し、千村選手同様試合中におけるセルフコントロール能力がまだ及第点で無い事は事実。3回戦以降は、試合態度についても明確なテーマを指示ししっかりと実行出来たと思う。その甲斐あって、準々決勝では奥田なる美選手(山梨学院)に62 RET(リタイヤ)で勝利、準決勝では勢いに乗る馬場早莉選手(TTC)と対戦予定であったが、馬場選手は昭和の森国際大会の予選に出場する為、棄権勝ち。かなりのスピード、パワーがあるジュニア選手だったので対戦を楽しみにしていただけに残念だった。過密スケジュールなので、こうした大会のバッティングは仕方ないが、準決勝でもあるので、それなりの対処(主催者、対戦相手への謝罪と説明)をするのがマナーである。ここでも、こうした好ましくない立ち振る舞いがあった。相当なスキルを持っている選手なだけに残念である。「ジュニアなので」は一切通用しないのである。さて、最終的には、糟屋と高橋の決勝戦といった、最近では珍しい同門決勝となった。一週間寝食を共にした仲間と戦うのは、中々集中しずらい。そうした中、お互いにベストを尽くした試合だったと思う。

結果は地力に勝る糟屋が、61 62 のストレート勝ちを収め、優勝を飾った。私は、準々決勝までしか帯同出来なかったが、実りのある一週間となった。結果については、100点であったが、まだ足りない部分がたくさんあると感じた。10月の全日本選手権に向け、満足せずに更に厳しく臨んでいきたい。
~大森豊~


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